「スープで、いきます」

「食」について少し知る必要が有りサクッと読んでみた。どんな本でも読むようにしているが、成功本は最近めっきり読まなくなった部類。人が「体験して得たこと」を自分が「体験しないまま理解した」風になることに違和感が有るから。でも読めばそれなりにいいコト書いてあるし、何より少し元気が出る。表層的なハウツー(How to)本より余程いい。以下覚書。本の要所かどうかは関係ありませんので。

仕事に対する激しく厳しいコミットメントと、人に対する熱い想いと責任感を持ちながら、同時に少年のようにピュアな人間であるといったところ・・・。・・・現実から一歩引いたような姿勢は全くありません。不況の中に競争にさらされて育ち、甘えがないのかもしれません。現実に正面から向き合い、がっちりと受け止め、そしてその先を奪っていこうという正しい貪欲さがあります。そして他者に対する責任感があります。

上記は03年前後の経営陣に対するコメント。

自らバットを振る。

解説や批判はわかったから自分がやってみろと・・・。火中の栗を拾えるか。

人材は「やりたくて・やれる人」でなければ仲間も本人も苦労する

「非常事態が連続して起きた70日」を乗り切って学んだ中の1つ。ちなみに全部で5項目あり、その他は「経営の不作為の帳尻は必ずどこかで合わせなければならない」「みたくない現実ほど早くみて早く対処を決める必要が有る」「言い難いことや大変なことを要求し合えることが仲間の資格」「どんな苦難のときでも個人としてのユニークさとチームとしての強さを持ち続けられる」の4つ。

いい感じだけのメンバーではなく、物事を正面から捉え、自分の立ち居地を図り、何をすべきかを考えて実行できるメンバー・・・。

評価制度がどのようメンバーを変えたかを評して。何となくの「雰囲気」や「捌き」に騙されるな。コトの本質を捉え、ミクロに実行できるか。